アマゾン旅行記 その3

アマゾンのネグロ河沿いには蚊がいません。
なぜかというと、河の水の酸性があまりにも強いため、蚊が住めないからです。
私たちが行ったあたりはまだそれほど酸性が強くないので、魚はいますが、もっと強いところだと、魚も住めないのだそうです。
従って、マラリア予防の薬も飲まなくても大丈夫です。
というか、私たちの手に入るようなマラリア予防の薬はもうすでに、アマゾンの蚊には効かなくなっているので、どちらにしても飲まなくてもよろしい、とサンパオロのお医者さんに以前言われました。
ふぇー、そうなら、蚊のいる地方に行く時はどうするんだろう。

ちなみに私たちはシトロネルのエッセンスの入った、自然虫除けのクリームをぬって、それから、森に入るような時は、虫除け処理のしてある服(スポーツ用品店で買える)を着ていました。

どうしてそんなに水が酸性なのかというと、木々の多くが雨季には水面下に没するので木の幹や葉のせいで、酸性になるからなのだそうです。
しかし、この辺りはまだマナウスから近いので、マナウスから来る人達やバスに乗って蚊がやってくるらしく、そういう蚊が河でなく、木の幹の穴などにたまった天水の中に卵を生み、この辺でも蚊がいるようになった、と土地の人が言っていました。「文明」のなせる災いです。

水の酸性が強いせいで、河は真っ黒というか、鏡のように見えます。空や森が映って、何もかも二重に見えます。

この通り
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ロッジの周りには河イルカが一杯いて、カヌーですーっと移動していると、ぷーっとかいってイルカがジャンプしたりします。

今日はおとうさんとイガポの中をカヌーでまわりました。
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イガポというのは、水に沈んだ森のテッペンが水上にでている、つまり、森であって、同時に水上、という不思議な空間です。雨季にだけ出現します。
これに対して、大河じゃないけど、乾季にも常に水のある、小さい川はイガラペと言います。
私たちはイガポをカヌーで静かに渡っていくのが一番好きです。
カヌーの下にも鏡のように同じ光景が映っていると、どちらが上でどちらが下かわからなくなります。そういう空間をすーっと進んでいくと、なんだか、スペースシャトルにのって、宇宙の空間に浮いているような、不思議な感覚にとらわれます。

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水の下はこういう感じ。
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ロッジのあるところに戻ってきて、大きい河沿いにカヌーで散歩。
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色々面白い形をした木が一杯。
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幹についているストライプは雨量が多かった時の泥が残したものです。
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ということで、また続きます。
飽きずにおつきあい下さい。


昨日マナウス発、ブラジリア行きの飛行機が墜落しました。
私たちが乗った同じGOLの飛行機です。
まだ詳細はわかっていないようですが、どうやらプライベートのジェットが接触したもよう。こっちの方は無事緊急着陸しています。
GOLの便は密林の中に墜落。恐らく生存者はいないと思われるそうです。
私たちの便が落ちても不思議ではなかったと思うと、亡くなった方々とその親族、友人のことが思われ、何とも言えない気持です。


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by tieta4u | 2006-10-02 04:43 | 旅行記
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